今シーズンも

 全日本フットサル選手権がシュライカー大阪の優勝で幕を閉じて、

今シーズンもほぼ終わりに近づきました。

 

全日本を静岡3日間、代々木を3日間と無事に撮影を終える事ができ、

一段落と思っていたところ、決勝翌日から東北へ取材同行という強行日程。

 

しかし、昨年の6月に同様に東北に伺い、被災地を自分の目で見ていた事もあって、

震災からちょうど1年が経った「現在」を見る機会を与えていただいた事に感謝し、一路東北へ。

 

しかも、何の巡り合わせなのか、前回伺った時と全く同じメンバーで。

 

取材については、非常に興味深い内容でしたが、ここで書く事は控え、記事を待つ事にします。

 

取材の流れで伺った、大船渡市。

震災の被害を大きく受けた地域。

復興は、すごく遅いスピードかもしれませんが、確実に進んでいると感じました。

そこに暮らす方々の力強さを、感じずにはいられないものとなりました。

 

昨年終える事が出来なかった大会を、今年は無事に終える事が出来た事、

1年後の今、東北へ行く機会を頂いた事を、改めて感謝です。

 

本当は後1つ伺いたかった大会があったのですが、取材続きで調整がつかず、行けずでした。

 

何となくですが、今シーズンの取材は一応終わりかなぁなんて思っています。

 

取材、撮影先の各関係者の方々、ありがとうございました。

来シーズンもよろしくお願いします。

 

全日本選手権予選_静岡ラウンドにて

 先週の金曜日から、フットサルの全日本選手権予選の取材で静岡に行ってきました。

 

試合の結果は、ご存知の通りです。

静岡から代々木の舞台に立つ事になったチームは、

バルドラール浦安、ミキハウス、湘南ベルマーレ、名古屋オーシャンズの4チーム

ミキハウスはFリーグが2チームだったグループから突破。代々木でも注目したいと思います。

 

話変わり、2日目の夜に新進気鋭のライター北健一郎さんに誘われて、各チームのサポータさんと

食事をする機会に恵まれました。

普段は接する事の少ない方々ですが、いろいろ話を聞く事ができ、非常に有意義な時間を過ごす事ができました。

私たちメディアとは違った形ですが、同じようにフットサルを盛り上げようとする気持ちに変わりがない事を改めて気付かされました。

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どこかの会場でお見かけする方ばかり。

圧倒されるパワーの持ち主ばかりです。

 

3日目の夜には、予選ラウンドの余韻覚めやらぬエコパアリーナでフットサルに参加させて頂きました。

メディア陣のメンバーは

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この4人

左上から、ライターのきたけん(北健一郎さん)

その隣が私。

左下が、さすらい日記でおなじみのさすらい。

その隣が、本田さん。フットサルマガジンピヴォ!で活躍されていた方です。

 

この4人、各々フットサル観を持っていて、それが顕著にプレーに反映される。。。

私はゴレイロに専念していますので、後ろから見る事が多いのですが、なかなか楽しいメンバーです。

 

その後は、しっかりご飯を食べてから、東京へ。

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行きは、私ときたけん、それに本田さんの3人でしたが、

帰りは、さすらいが増えて4人。彼は、どこをさすらうのか。。。

 

1人熟睡してましたが、それはいつもの事。安全運転のバロメーターみたいなもの?

 

次は、代々木でこのメンバーに会えるのかな?

あれから、1年

 あの東日本大震災から、ちょうど1年

 

あの日、代々木体育館で全日本選手権決勝ラウンド初日の撮影をしていた。

大会は優勝チームを決める事なく中止になってしまった。

 

今年も、場所は違うが、全日本選手権の予選を静岡で撮影している。

1年前と同じ大会を、同じように撮影することが出来ている。

変わらない日常を送る事が出来ている証拠であり、幸せな事だと思う。

 

そして、来年も、この大会を撮影する事になったり、大会の事を耳にする事があれば、

改めて思い返すだろうし、会話の中に出てくると思う。

 

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宿泊しているホテルの窓から見える夜景。

あの日以降、街灯りは少し暗くなったかもしれないが、真っ暗闇ではない。

 

悲劇は、街にも心にも暗闇を落としてしまう。

沢山の人が犠牲になった、3月11日を忘れてはいけないと思う。

街に暗闇が訪れない為にも、心を闇が覆ってしまわない為にも、

そして、同じ悲劇を繰り返さない為にも。

 

 

東日本大震災の被災地、被害者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。

 

地域CLの取材を終えて

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地域CLの舞台に立ったチームは、例外無く強いチームだと改めて感じた。

 

フウガの優勝、3連覇で幕を閉じた今大会だが、どのチームにも優勝の可能性は多いにあった。

 

点差の開いた試合もあったが、どこが優勝してもおかしくない内容の試合ばかり。

優勝したフウガも全勝している訳ではない。

グループCに至ってはどこがグループを突破するか最後までわからない状況だった。

 

だからこそ、撮影をしていて楽しくなる。

いつどの試合で何が起きるかわからない、そんなワクワク感が撮影のモチベーションをあげてくれる。

 

目標を果たせずにこの大会を終えたチームは、来年果たすために戻ってくると信じている。

もちろん、優勝したフウガにもこの大会に戻ってくる理由はあるはず。

 

そして、来年もワクワクする試合を繰り広げて欲しいと思う。

 

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走行距離3000km 長距離移動の疲れを感じさせないくらい有意義な3日間でした。

PROFILE

名前:中山 伊織
所属:フォトグラファー
誕生日:1973年4月10日
血液型:O型
出身地:福岡県
経歴:2010年にスペインで行われた4カ国対抗戦を観戦に訪れた際に、日本代表の試合を撮影することになる。それがきっかけとなり本格的にフットサル撮影をはじめる。 現在は、「フットサルタイムズ」を中心に写真を掲載。また「フットサルデジタルマガジン ファイブ」の写真も担当している。

フットサルタイムズ http://www.futsal-times.com/ FUTSAL DIGITAL MAGAZINE FIVE http://www.five5.jp/

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