マジっ

今から30年前位のブラジルの片田舎

今はもー違うと思うんだけど

日本からのお客さん迎えに車ころがして110〓位行かなきゃいけないんだけど昨日から熱っぽい

しゃーねーから街の薬局に解熱剤買いに行くことにした

ブラジルの薬のなかにはバリ強いヤツは1錠飲めばどんな高熱でもパツいち下がる

薬局でアテンドに出て来たのはプチ汚れた白衣を着た子供、明らかに

『熱下げる、あのイッチャン強いヤツ』

「ニッポンジン、ソッコー下げたいなら注射がいーよ」

『マジ? んじゃ それ』

いきなり奥にダッシュして手に注射とアンプルを持って来た子供

「腕は超いてーから尻出してっ」

『マジ?』

しゃーねーからパンツを店の奥でおろして薬剤師が来るのを待ってたらイキナリ後ろで注射をぶち込もーとしてるのはさっきのガキ

『マジ?なんでオマエなんだよっ!』

「出来るから大丈夫」

『大丈夫じゃねーよ 注射に空気入ってんじゃねーかよっ 手、洗えよっ
なんでオマエなんだよっ
マジかよー』



オレは何処に?

代表終わってもう三年以上たつのに時々まだベンチで見てる様な錯覚に陥ることがある(笑)      今朝の対南アもそう(笑)『スズーキ!みんなにペナ付近でファール誘う様に言えっ!相手の守り、ハンパねぇぞっ!こんな時はフリーキックを取るに限るんだ。
なにしろこっちには名キッカーが複数いるんだからなっ!』

気のせいかそんな声が耳元で(笑)



“ありがとう”の魔法

この一言の威力

音としては五つの音

が とんでもないパワーがある

ポルトガル語では“OBRIDADO”(オブリガード)              同じ様にシンプルだけどパワフル

“ありがとう”の存在にありがとう、心より



大変失礼致しました

ブラジルの友人達と雑談 ワールドカップについてナンチャラ・カンチャラ
日本も最近本大会出っ放しだし

多少日本人の一人として調子のってたら

「こっちは1930年から世界唯一の全大会出場だ」

いかに本大会への道程が大変だったかを思い出した

それって もんの凄いことですよ、マジで



信念とドッペルゲンガー現象

鬼ご無沙汰ぶりにミニサッカーをやって思った


いろんな過去、未来の展開が今現在の状況と同居してるってこと

頭は18歳だから中盤で真後ろからのしかも浮き球の難しいヤツをハードマークの相手をワンタッチでかわし
相手ゴールに一番近い味方にクサビ入れ

折り返しを受ける為にエリアに侵入

ツータッチでキーパーを確認し身構える前に低い弾道で置きに行く

狂った様なコリオグラフィー

しかし現実はもう中盤でトラップミス、巨漢マーカーのグイグイプレッシャーで沈没

味方のコゾーから舌打ち

要するにブラジルのアーティストとオレの違いはその経験から複数の近未来の選択の賢さとアダプテーション

人生も同じかもね

ブラジルの巨星達が言う “信念の強さ”の問題かねぇ



ジーコ

長い間通訳という仕事をやって来た

特にジーコとは17年の付き合いだった

彼が来日した日の成田出迎えから2006年ドイツワールドカップ後離日する成田見送りまで

日本にいながらにして一人の外国人とこれだけ長期間、密に付き合うケースもそれほど多くないだろう

自分はジーコの通訳をしていた際は全くメモを取らなかった、例えどんなに長い時間彼が喋ろうが

改めて何故そんな事が出来たのかを考えてみると

マジその瞬間“イタコ”に変身したのかも知れない?
それもあるけど

17年もの間彼が喋る一言一言に心がトキメイていたからかも知れない

人間 心が動く事はよく覚えてるもんでしょ?

それって頭で感動するんじゃなくて

心でするからでしょ

いずれにしても自分の人生の中の貴重で特異な一時期だった



怪我は絶対にしない  

先日バリバリ若手のお方達に混じって鬼ミニサッカー

出掛けに嫁が「おとーさん、くれぐれも怪我しないよーに」

過去何度も言ってる様に怪我とは必死に走り、球際をガンガン行く人々がするもの

ピッチをただただ散歩してる奴は決して怪我しない

お疲れっすっ



直感     

インターネットによりいとも簡単に世界中の情報が瞬時に手に入る現代

30年前のブラジルはというと今と比べるとまるでジャングル状態

当時の典型的平和ボケ日本の若者の代表だったわたくしはさっそうと未知のジャングルに乗り込んだのです
生抜く為の情報は全て自分の直感だより

五感また必要な際は六感までも無意識に駆使して毎日毎日を生き抜く

ビザが切れて日本に戻った元平和ボケの若者の研ぎ澄まされた感覚、直感は日本で生きるには無用の長物、ただただ邪魔でした

あれから30数年

今は直感とははたしてなんだったかを探す毎日です



確信の続編

相手チームと殴り合いになった場合(ブラジルの草サッカーではフツー)外人であるアナタが真っ先に鉄拳の餌食になることも確信を持って言える。     王国のブラジリアンにとってサッカー未開発国の日本から来たオリジナルに屈する事などは絶対に許されない屈辱         その際は絶対に止まらず息が続く限りひたすら逃げまわることがベストのチョイスだということも確信を持って言える



PROFILE

名前:鈴木 國弘
所属:株式会社パル
誕生日:1955年12月25
血液型:B型
出身地:千葉県
経歴:鹿島アントラーズ監督通訳(1991-2001) - 日本代表監督通訳(2003-2006)

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